#10 希望のまちを諦めない:緊急の支援のお願い

これまで応援、ご支援をくださった皆さんに緊急の支援のお願いです。シェアだけでも大変励みになります。どうかよろしくお願いします。
NPO法人 抱樸(ほうぼく) 2024.09.11
誰でも

希望のまちプロジェクト:緊急の支援のお願い

希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない 緊急プロジェクトページ

希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない 緊急プロジェクトページ

希望のまちプロジェクトが資材の高騰により、現在危機的な状況に直面しています。

希望のまちプロジェクトは、5000人を超える支援者と共に予定の資金を集めることに成功しましたが、残念ながら最近の価格上昇により入札が不落となりました。これまで応援してくださったみなさま、支えてくださったみなさま。このような困難な状況になってしまった事を、深くお詫び申し上げます。物価の上昇は全国的な問題で、商業施設や福祉施設の建設にも影響を及ぼしています。資材の価格はさらに上がる可能性があるため、一刻も早い再入札が必要です。

そのためには、NPO法人抱樸として追加の融資約2億円を受けることとなりました。この借入は短期的な解決策ですが、長期的には私たちの活動に大きな負担をもたらす可能性があります。


厚生労働省での記者会見の様子

厚生労働省での記者会見の様子

そこで、抱樸を支えてくださる応援団の皆様と共に、1億円のクラウドファンディングを立ち上げることを決定しました。私たちだけでは集めることが難しい大きな金額ですが、みなさまのご協力により挑戦することができます。

既に多大なご支援を賜っておりますが、私たちはどうにかしてこの「希望のまち」プロジェクトを実現させたいと思っています。物価の高騰が地元の炊き出しの需要をコロナ前の倍以上に増やしており、全国的に見ても格差が広がっています。この困難な時期だからこそ、まちづくりに挑戦したい。

あそこに行けば「なんとかなる」。助けてと言えるまち。助けてと言われるまち。みんなで支え合える「希望のまち」をなんとか作りたい。

どうか助けてください。みなさまの温かいご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。

希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない|緊急プロジェクト

私たち「100 人応援団」は、NPO 法人抱樸の「希望のまち」プロジェクトを応援するために集まりました。

資材の高騰により入札が不成立となり、プロジェクトは困難な状況に直面しています。抱樸はさらなる融資取り付けを行い、年内には入札をする予定とのことですが、しかしそれは、巨額の借金を背負うということを意味します。そうなれば、抱樸の通常の支援活動自体が厳しい状況に追い込まれることにもなります。

この資材高騰の問題は、抱樸だけでなく、全国の福祉施設や建設プロジェクトにも影響を及ぼしており、 日本全体で考えなければならない重大な課題です。

私たち 100 人の応援団は、この困難な状況を乗り越えるためにクラウドファンディングを立ち上げました。

炊き出しの様子

炊き出しの様子

「希望のまち」は、社会を変えるような共に助け合う仕組みを作るためのプロジェクトです。単なる建物の建設ではなく、支え合える社会の基盤を作る試みです。現代社会が直面している格差の拡大や人口減少、高齢化などの課題に対する一つの解決策となることを願っています。

私たちの目標は、クラウドファンディングで 1 億円を集めることです。すでに私たちも寄付や呼びかけなどで参加しておりますし、これまでに 5000 人の方が寄付をしています。今一度、抱樸のために、希望のまちのために、お力を貸していただけないでしょうか。100 人が 100 万円ずつ集めないと足りない巨大な金額です。どうか、皆様のご協力をお願い申し上げます。少額でも構いませんので、皆様の成しうる範囲でご支援いただければ幸いです。

抱樸は、コロナ禍の際に北九州だけでなく全国 10 個所を拠点に支援をするクラウドファンディングを行いました。リスクを背負いながら自分達のためだけではなくクラウドファンディングを成功させた抱樸に、今回は、全国から北九州の抱樸にご支援をお願いできないでしょうか。「希望のまち」は今後共に助け合う仕組みを全国に広げていくためのロールモデルとして必要です。そのために、まずは北九州で絶対に成功させなければなりません。

悲惨なこと、理不尽なことが多くある社会で、いま「希望」を語る力は人々から失われています。ですが抱樸は、あきらめずに「希望」を呼びかけつづけています。わたしたちはその声に応え、連なりたいと思っています。

どうか、わたしたちと共に「希望のまち」を実現するために、ご協力をお願いいたします。

「100 人応援団」一同

奥田知志理事長コメント

2019年に始まりました「希望のまちプロジェクト」は多くの皆さまのご賛同、ご支援をいただいてまいりました。改めまして心より感謝申し上げます。おかげさまで2023年末には寄付目標も達成でき、本年4月には、いよいよプロジェクト開始に向けて建築着工の時を迎えていました。

しかし、今、予測外の出来事の中で計画が難航しています。希望のまちは、これからの日本社会に必要なプロジェクトだと考えています。人口減少や単身化、孤独孤立が急激に進む中で家族や身内を基盤としてきた社会構造が崩壊しつつあります。希望のまちは、今後日本社会が向かう将来に対しておこなう一つの《チャレンジ》だと思います。私たちはここで止まりません。あきらめることなく、このプロジェクトを成し遂げたいと思います。

すでに多くのご支援をいただいたにも拘わらず、さらにお願い申し上げることは心苦しい限りでありますが、以下の事情をおくみいただき引き続きのご支援を賜れれば幸いです。

直接の支援が困難な方も少なくないと思います。できればこのクラウドファンディングの周知にご協力くだされば幸いですし、YouTube「ほうぼくチャンネル」へのご登録、さらに今後各地で進捗報告会など開催する予定ですので、ご参加くださればと思います。何卒、よろしくお願い申し上げます。

 2019年秋、北九州で市民生活や経済活動を脅かしてきた特定危険指定暴力団の本部事務所が解体撤去されることが決まりました。跡地利用がなかなか進まない中、私たちは跡地を引き受けることを決断しました。これまで「怖いまち」と言われてきた北九州市を「希望のまち」に変える。希望のまちプロジェクトは、ここからスタートしました。これは今後、日本社会が抱える課題に対して「あるべき共生社会モデル」を提示するものです。


ところがその後、コロナ禍、ロシアウクライナ戦争、急激な円安、そして物価高騰など、予測していなかった事態が次々に起こりました。当初4階建10億円だった計画を見直し3階建に設計を変更し予算も13億円とし、いよいよ本年4月入札公募に至りました。しかし残念ながら結果は不落(不成立)。さらに2億円以上資金が不足していることが判明しました。既に多くのご支援をいただいていたにも拘わらず計画通りに進まなかったことを申し訳なく思っています。

「難航」しているのはこのプロジェクトだけではありません。多くの社会福祉事業を担う団体が建築計画がストップしていると聞きます。また、抱樸の炊き出しに並ばれる方の人数がコロナ前の倍となっています。コロナの影響が残る中、経済的に苦しく、頼れる家族もいない孤立状況の中で途方に暮れている方も少なくないと思います。だからこそ私たちは「希望のまち」が必要であると改めて実感しています。

このような状況であるからこそ、私たちはあきらめるわけにはいきません。どのような苦しい状況に陥っても、このような「希望のまち」が各地にできることで「なんとかなる」社会でありたいと思います。「希望のまち」には多くの人が集い、語り合い、共に食べ、笑い、泣き、痛みを分け合います。「なんとかなる」と安心できる。それが希望のまちです。キャッチフレーズは、「わたしがいる。あなたがいる。なんとかなる」。抱樸は、この言葉を体現するまちを創ります。

どうか、「希望のまち」建設のために力を貸してください。

希望のまちプロジェクト推進本部/NPO法人抱樸代表
奥田知志

最後までご覧いただきありがとうございました。
お願いばかりのご連絡で大変恐縮ですが、今後ともよろしくお願いします。

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