#11 「希望のまち」クラウドファンディング、終了まで23日。どうかご支援ください!

希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない|緊急プロジェクト
NPO法人 抱樸(ほうぼく) 2024.11.09
誰でも

希望のまち実現に向けた緊急クラウドファンディング、終了まであと23日を切りました。

希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない|緊急プロジェクト

希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない|緊急プロジェクト

資材高騰の影響により、改めて皆様からのご支援をお願いしている「希望のまち」プロジェクトの緊急クラウドファンディング。開始から2ヶ月を経て、すでに2,000名を超える方々からのご支援をいただくことができました。心より感謝申し上げます。

しかし、目標達成に向けての道のりはまだまだ長く、少しでも皆様のお力を貸していただきたいと思っています。

排除や分断を煽る言説が一層強く感じられる現在の社会において、私たちは改めて「私たちが共に生きることの大変さやその喜びを分かち合える場所」が必要だと再確認しております。皆様と一緒に希望のまちプロジェクトを実現していくことで、どれだけ小さな声であっても、それらが集まれば、別の未来を作ることができるのだと、それを証明していきたいと願っています。

どうか私たちとともに、希望のまちを実現するために、ご協力をお願いいたします。

大阪イベントand DOMMUNE

画像をクリックすると申し込みフォームに飛びます

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大阪でのイベント!ぜひご参加ください。

12月2日月曜日のDOMMUNEは19:00-23:00を予定しております。
詳細が決まり次第案内しますのでぜひご覧ください。

希望のまちとは?

改めて、希望のまちで私たちが実現したいことをご紹介いたします。

困窮や孤立が深刻化していく現代の日本社会。多くの人が「生きづらさ」に押しつぶされそうになっています。日本の若者(15~39歳)の死因の第1位が自殺である(2022国民生活基礎調査)という悲しい事実は、この社会において生きることへの「希望」が失われていっていることを示しているのではないでしょうか。

私たち抱樸は、北九州の地で生活困窮や社会的孤立状態にある方々への支援を36年間続けてきました。様々な困難を抱えた方々と出会い共に生きる中で、「希望」が生まれる場所は、私たちの「間」にしかないのだと実感してきました。

私たちは誰も一人で生きていくことはできません。しかし、これは決して「限界」を示す言葉ではありません。「人は共に生きることができる」ことを示す「希望」の言葉だと、私たちは考えています。

4階だてのイラストになっていますが、資材高騰により3階建に。屋上や周りも簡素化します。

4階だてのイラストになっていますが、資材高騰により3階建に。屋上や周りも簡素化します。

「希望のまちプロジェクト」は、誰しもが「希望」を持てる地域をこの日本社会に生み出す新たな「まちづくり」の試みです。建設予定の拠点施設を中心に、「誰一人取り残されない」希望のまちを生み出していくのです。

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希望のまちの拠点施設には「救護施設」があります。ここにはいろんな理由で生活に苦しんでいる人なら、入ることができる施設です。国の基準では「一人3.3平米以上(1.8畳)、一室4人以下」となっている救護施設。希望のまちでは「全室個室、一部屋約11平米(約6畳)」を確保します。

私たちは、この希望のまちでもう一度「生きること」の意味を立て直したいと思っています。「生きること」は、ただ「生き延びること(survive)」ではありません。この社会で、「小さく」されてしまった人たちが、「生きること」を自分のものとして取り返す。そんな場所をみんなで作りたいと思います。

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現在、日本では7人に1人の子どもが貧困状態にあると言われています。抱樸では、子どもの貧困問題を解決するためには、その親を含めた家族丸ごとの支援が必要だと考えてきました。

子どものいる困窮世帯の中には、幼少期に十分育てられないまま親になるケースも増えています。「人は自分がしてもらったことを他の人にすることができる。しかし、誰からもしてもらってないことは、自分の子どもにさえできないのではないか。」これは、長年子どもとその家族の支援を行っている抱樸のスタッフの言葉です。

希望のまちでは、地域の方や、近隣大学の学生などと協働して困窮世帯の子ども達の学習支援や居場所支援を行っていくことで、学びの機会と様々な出会いをサポートすることで、多様な「経験」を次世代に繋げ、困窮の連鎖を断ち切っていきたいと考えています。

家族にすべての責任を押し付けるのではなく、まち全体で社会的な経験が不足している親や子ども達を支えることで、「相続の社会化」を生み出します。

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抱樸が続けてきたのは「断らない」支援です。困っている人を前にして「資格がないから」「自業自得だから」、そう自分に言い聞かせて、後ろ髪を惹かれる思いでその場を立ち去ったことはないでしょうか。あるいは、自分が困った時に、そんな言葉を自分にぶつけてしまってはいないでしょうか。

そのような「自己責任論」がますます大きくなっていく風潮の中で、私たちの社会の「生きづらさ」は一層増しています。その中で押しつぶされそうになっている人たちのために、希望のまちはあります。

希望のまちには、どんなことでもまずは相談できる「よろず相談窓口」を作ります。「こんなこと、どこに相談していいのか、わからない。」そう思った時には、まずはこの相談窓口に来てみてください。一緒に「希望」を見出すための第一歩は、この場所から始まります。

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希望のまちでは、まち全体が大きな(なんちゃって)家族になっていきます。

単身世帯の割合が全体の4割に迫っている現代社会において、「身内が支える」ことはどんどん難しくなってきています。そこで、希望のまちでは、これまでの「身内」を超えた「家族的な結びつき」をまち全体で作っていきたいのです。

地域の課題をみんなで解決していくための中心となるボランティアセンターや、地域の方なら誰でも入会可能な互助会の事務局。さらに、課題を抱えた方々の地域での生活をサポートする地域生活サポートセンターなどを設置し、日常の見守りからお葬式まで、これまで家族が担ってきた家族「機能」を社会化することを目指します。

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希望のまちの拠点施設の1階は、仕切りのない大ホールになっています。ホールの用途に制限はありません。コンサートをしたり、バザーをしたり、時には地域の方のお葬式も行います。

この大ホールは地域の方にも開放します。持ち込み企画も大歓迎。希望のまちの大ホールは「まち」という大きな家族の大きな居間です。

木材によって作られた温かな雰囲気の中で、私たちが共に生きることの喜びを感じられる空間が、希望のまちの中心です。

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希望のまちの拠点施設のコンセプトは「ごちゃまぜ」です。森のように、いろいろな人やものが交わり、物語が始まっていく、そんな施設を目指しています。

そのために、希望のまちには様々な交流スペースを作ります。誰かと一緒にいきたくなるおしゃれなレストラン。テレワークのできるコワーキングスペース。自分の大好きなものを並べることができるオーナー制のブックシェルフ。地域から集めたものを家具などを再生し、販売するリサイクルセンター。さらに、災害時には地域の避難所として施設を開放します。

希望のまちは、様々な目的を持った人たちが集まる場所となり、そこからまた新たな物語が生まれていくことを願っています。

希望のまちプロジェクトの進捗について

SNSやYouTube「活動報告」のページにも、最新情報や、関連イベントのレポートなど、投稿しています。SNS等で情報の拡散にもご協力いただけますと幸いです。

NPO法人 抱樸(ほうぼく)
@npohouboku
「自己責任や身内の責任、それではもう乗り越えられない現実が目の前にあるわけです。私は、政府は政府としてきちっと責任を果たすべきだと思いますが、一方で、私たち自身がこの新しい社会、新しい社会構造をどう模索し、創造していくか。…
2024/09/08 17:00
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希望のまち応援団

2019年からスタートした「希望のまちプロジェクト」、多くの方が応援団になってくださってます。
今回の緊急クラウドファンディングも、その応援団の方々が「希望のまち」のためにと立ち上がってくださり、実現に至りました。たくさんの方々が応援のメッセージやクラウドファンディングのリターンに協力くださっています。

下記ページから応援団の方々のメッセージをご覧いただけます。

最後までご覧いただきありがとうございました。
お願いばかりのご連絡で大変恐縮ですが、どうぞ引き続き希望のまちプロジェクトをよろしくお願いします。

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