#14 奥田知志 全国講演会 / おんなじいのちツアー2026
これまでに抱樸を支援してくださった皆様にニュースレターをお送りしています。
このニュースレターを通じて、抱樸のことをより身近に感じていただけたら幸いです。
今号は
・抱樸おんなじいのちツアー2026
・新年炊き出し活動報告
・現場の声:コールセンター編
をお送りします。
抱樸「おんなじいのちツアー2026」

昨年度に引き続き、2026年度も、NPO法人抱樸理事長・奥田知志が、全国各地を巡り、講演を行います。
会場では、多彩なゲストとの対談も予定しています。
今年の夏には「希望のまちプロジェクト」拠点となる建物が竣工予定となっており、
26年度の全国ツアーは、春~夏の開催となります。
イベントでは、最新の進捗状況もお伝えする予定です。
ぜひお近くの会場に足をお運びください。
みなさまと直接お会いできることを、心より楽しみにしています。
【神戸】4月18日(土)14:00開演予定 @神戸ポートオアシス
ゲスト:青山ゆみこ(編集・ライター)、釈撤宗(僧侶・宗教学者)
【札幌】5月30日(土)13:30開演予定 @札幌北光教会
ゲスト:稲生義裕(札幌豊平教会牧師・とよひら食堂)
申込不要:詳細はこちら
【福岡】6月6日(土)16:00開演予定 @天神チクモクビル大ホール
ゲスト:未定
【横浜】7月8日(水)19:00開演予定 @かなっくホール
ゲスト:松本俊彦(精神科医)
【東京】8月7日(金)19:00開演予定 @会場調整中
ゲスト:入江杏(文筆家・ケアミーツアート研究所代表)、若松英輔(批評家・随筆家)
※各イベントの詳細は、抱樸の公式WEBサイト、SNSなどで順次ご案内いたします。
※お問い合わせは、全てNPO法人抱樸までお願いします。
NPO法人抱樸 広報部
電話:093-653-0779(平日9:00~17:00)
メール:npo@houboku.net
新年炊き出しを行いました
2026年の新年炊き出しを1月3日、北九州市小倉北区の勝山公園で開催、100人あまりのボランティアのみなさんのお支えで無事に終えることができました。
お配りした「手作りドライカレー」は、ボランティアのみなさんに食べて頂いたものを含め計202食、パトロールでのお弁当数をあわせると計230食となりました。

この日は午前9時半から東八幡キリスト教会をお借りしてドライカレーを調理。午後1時半から準備し、午後2時半から追悼集会を始めました。

奥田理事長は追悼集会のあいさつで、出会いから看取りまで関係性をつむいできた歩みをたどり、「希望とは何か。わたしとあなた、その出会いの中で《なんとかなる》と変わっていく。変わるんじゃないか、と思えること自体が希望だと思います」と語りました。
「あなたは決して一人じゃないし、もしなにか困ったらいろんな相談にも乗ってくれる人がいます。そのことを確認するのが、この新年の炊き出しの一番大きな意味です。」

そして今年は「希望のまち」開所の年。希望のまち救護施設の施設長に就任予定の中間あやみ部長から「共に生きるには何が必要か、(生活困窮者への)個別支援だけでなく、地域みんなの力や思いを結集し、住みやすい社会、街づくりに挑戦していきます」とのあいさつもありました。
続いて、路上で亡くなられた方々へ、その場の全員で献花を。

そして献杯から、炊き出しスタートです!

子どもたちによる「ぜんざい」のふるまいも大盛況。
抽選会や書き初めも、盛り上がりました。

そしていよいよお馴染み「ゴーイングホーム・トリオ」によるライブ!

ヴァイオリンと歌は、副理事長でもある谷本仰さん、ギターは原田敏夫さん、ベースはフクヤマワタルさんです。「おんなじいのちコンサート」や、抱樸事業所での交流会などでも演奏して頂いていますが、この新年炊き出しは「冬の野外」のため、弦楽器の演奏は、かなり過酷なのです。。。でもこの笑顔!
夕暮れの空を背にあたたかな音楽をみんなで楽しみ、歌に合わせて最後は大きなひとつの輪になって踊りました。

この新年炊き出しも、皆様からのご寄付で開催することが出来ました。
深く感謝申し上げます。
現場の声:コールセンター編
抱樸の現場で働く職員の声をお届けします。どのような人がどのような想いで働いているのか、是非ご一読ください。

コールセンター:國本知津(2023年4月入職)
抱樸職員になって、3回目の冬になります。
『抱樸』というNPOの名前は、ずいぶん前から知っていました。
でも、初めてその活動内容を知ったのは、2022年秋の希望のまちプロジェクトのワークショップでした。
息子と娘を育ててくれた北九州。
自分にできることで、北九州で育っていく『希望のまち』でいつか働けたら…そう考えた2か月後には、抱樸の職員になっていました。
最初は中間市の自立相談支援機関の相談支援員として。
2025年夏からは、コールセンターの自殺防止相談のSNS相談や電話相談の相談支援員に。
これまで介護保険『制度』の仕事の経験はありました。
『対象』からほんの少しでも外れるとどうにも支援できない。何とかできないのか。
そんなもどかしい経験もたくさんありました。
『抱樸』に入って、まず、現場に当たり前にある『抱樸の理念』に圧倒されました。
そして、自分のすぐそばにこんなにたくさんの『困っている人が存在すること』を知りました。
『制度から外れても支援する方法があること』も知りました。
似たような相談でも、人が変われば求めるものも支援方針も違う。
毎日は学びで、日々試行錯誤で、自分の学びや力不足を痛感し、抱樸のみなさんに助けていただく毎日です。
『顔を合わせる支援』と『顔を合わせない支援』。
『どんな人生でも決められるのはその人だけ』。
『助けてと言えるのは大切な生きる力』。
『支援者はその人のタイミングに備えて一緒に待つ』。
『生活困窮者』と『自殺を考えている人』も、『その人なりにがんばってきてもうこれ以上どうしようもないと万策尽きて』、『もう誰も頼れなくて』『助けてと相談することができた人』。
『支援の軸』も『悩みの根っこ』も、実は共通している。
相談者さんとの関わりの中で、たくさんのことを学びました。
私の一人の力は小さいです。
でも、無力なんかじゃありません。
一人の力には限界があります。
それを知ったうえで、たくさんの抱樸の仲間たちと、死にたいくらいつらい気持ちでいる人の思いに寄り添い、いつか『生きててよかった』と思ってもらえる日まで聴き続けたいと思っています。
編集後記
長かった冬も終わりに近づき、春の気配がすぐそこまでやってきました。
春になれば、いよいよ全国ツアーがはじまります。
抱樸の活動は、みなさまお一人おひとりのご寄付によって支えられています。
だからこそ、抱樸のことをもっと知っていただきたい。そして同時に、応援してくださるみなさまのことも、私たちは知りたいと思っています。
全国ツアーで、直接お会いできることを心から楽しみにしております。
抱樸ニュースレターを最後まで読んでいただきありがとうございました。
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